データリテラシーを向上させるコミュニティ

ブログ著者:Jordan Morrow   本ブログは The Data Literacy Project の翻訳になります。

「全員が一緒に前進すれば、成功は自ずとついてくる」– ヘンリー・フォード

私たちがデータリテラシーの世界と、ここ数年の道のりを振り返ると、この素晴らしいトピックについて世界が生み出した力と度量の大きさに驚きます。このたび発足したデータリテラシープロジェクトというこの新しい独立の (独立であることを強調したいと思います) コミュニティについて書くことはこの上ない喜びです。このコミュニティとプロジェクトは、データリテラシーを数百万人にとどまらず、全世界に真の意味でもたらすように設計されています。世界中の専門家の声を活かして、あらゆる人に役立つディスカッション、ストーリー、学習を行います。この記事では、この新しいイニシアチブと、それが世界にもたらす力についてお話しします。

最初に紹介したのは Henry Ford 氏の言葉です。この言葉からも、チームがプロジェクト、組織、世界中のコミュニティにもたらす力がよくわかります。新しいデータリテラシープロジェクトの重要な特長の 1 つは、この独立のコミュニティの設立を助けた創立メンバーです。この創立メンバーが、同じ志を持つ組織や個人が集めて、データリテラシーを促進し、この第 4 次産業革命で成功するための適切な組織文化形成に対する取り組みを円滑に実施できるよう支援します。現時点で参加しているパートナーは、QlikChartered Institute of MarketingCognizantData to the PeopleExperianPluralsight などですが、今後ますます増えることを望んでいます。この創立メンバーはそれぞれ、データリテラシーのビジョン、インサイト、および力を世界に普及させるうえで役立つ独自の専門知識とスキルを備えています。しかし、データリテラシープロジェクトの定着を支援するのは、創設メンバーだけではありません。それでは詳しく見ていきましょう。

データリテラシープロジェクトの最も嬉しい取り組みの 1 つは、新たに刊行されるダウンロード可能なレポート、『ザ・データリテラシーインデックス』です。たとえば私が「企業のデータリテラシーを高めるメリットには、どのようなものがありますか」と質問したら、皆様はどのように答えますか。漠然とした答え、たとえば、より迅速なインサイト、データ主導型意思決定、といった回答が少なからず返ってくると思いますが、企業にとっての価値は何でしょうか。『ザ・データリテラシーインデックス』では、データリテラシーの向上によって組織が実現する実際の価値について説明しています。Qlik の委託によって実施された、データリテラシーとその影響に関する分析が実に素晴らしく、データリテラシーの高い企業の企業価値が 3 ~ 5% 底上げされていることを示しています。これは貴重な知見です。組織のデータリテラシーが高まると、企業価値が拡大するという事実は、データリテラシーを積極的に肯定するものだからです。私がこのレポートで最も面白いと思ったのは、データリテラシーの高い組織では、新製品を市場に投入するまでの時間も短いという知見です。市場への投入時間を短縮した場合の影響を考えてみてください。商品を迅速に市場に投入できれば、組織が競合他社の一歩先を行くうえで力となります。この『ザ・データリテラシーインデックス』が面白いのは、企業にもたらされる価値だけでなく、データリテラシー向上の意欲やデータリテラシーに対する投資に関する興味深い統計が掲載されている点です。

データリテラシープロジェクトは、創立パートナーや新しいインデックスレポートと合わせて、事例現場の声を一般の皆様に届けることを目指しています。データリテラシーの成功事例もまた、個人や組織がデータリテラシーの取り組みの成果を真に理解するうえで役に立ち、場合によっては、大きな影響を与えることがあります。統計よりも事例の方が人の共感を呼びやすいためです。データリテラシープロジェクトでは、このような成功事例に加え、データリテラシーの世界とやり取りし、議論したいと考えています。たくさんの意見が集まるほど、データリテラシーのスキル不足の解決策や対処法として優れたアイデアが多くなり、取り組みを進展させることができます。

この真に独立した新しいコミュニティが実を結び、世界に向けて始動します。ここでご紹介した以外にも、データリテラシープロジェクトは学習および教育リソースを世界に提供し、個人のスキル向上を支援します。このコミュニティは、データリテラシーの習熟度レベルを評価することもできます。このプロジェクトは、今後さらに多くの取り組みを行っていく予定です。ぜひこの新しいデータリテラシープロジェクトの Web サイトをご覧いただき、世界との会話に参加してください。また、適切なハッシュタグ #BeDataBrilliant をお使いください。