Qlik は、数億行の見込み客獲得データを解釈しようとする Higher Ed Growth 社を支援しています。 多くの高校生にとって、適切な大学を見つけるのは難しい作業です。少なくとも 4 年間はそこで学ぶ可能性が高いので、数多くの要素について考慮する必要があります。

ブログ著者:Mark Bilotta  本ブログは Customer Spotlight: Taking the Lead on Higher Ed Data  の翻訳になります。

これは本当に信頼に足る教育プログラムだろうか。通学に便利な場所だろうか。大規模校と小規模校のどちらがよいだろうか。食事の体制はどうだろうか。筆者は 1 年を費やして調査した後、数人の友人から紹介された米国マサチューセッツ州の小規模な人文系大学を選択したことを覚えています。仮に、それらの友人が教えてくれなかった場合、筆者はどうしていたのでしょうか。まったく異なる方法が必要になったはずです。

この理由で、Higher Ed Growth (HEG) 社が登場しました。HEG 社は私設と公設両方の教育機関を顧客とし、ターゲットを設定して見込み顧客、つまり潜在的な出願者の情報を提供しています。HEG 社は見込み顧客獲得に加えて、入学者の分析や有料検索サービスの管理など数多くのサービスを提供しており、顧客教育機関の入学者数と在籍者数を増加させることを最終的な目標にしています。Inc. Magazine は、2014 年、2015 年、および 2016 年に、米国で急成長した企業 5,000 社の一覧に HEG 社を掲載しました。

HEG が提供する主なプラットフォームの 1 つは Enrollment Advisor です。これは、顧客教育機関による見込み顧客獲得活動全般を扱う管理コンソールとして機能します。また同社は eduMaximizer という別の技術も提供しています。40 校以上の顧客が Enrollment Advisor を最大限に活用しています。想像できるように、多数の顧客教育機関が複数のキャンペーンを実施し、さまざまなキャンパスでそれぞれ数千人の見込み顧客を獲得した結果、HEG 社は大量のデータに直面する結果になりました。

「当社は多数のレポート作成を実施する必要がありました。まずどのくらいの数の見込み顧客を獲得しているのか、そこからどのぐらいの比率で成約、つまり受験や入学に達しているのか把握する必要がありました。同時に、さまざまなレベルで、どのくらいの収益を確保し、どのような問題が発生しているのか把握できていませんでした。短時間でより多くのインサイトを獲得する必要がありました。」 – Higher Ed Growth 社 COO、Eric Flottmann (エリック・フロットマン) 氏

HEG がそのようなインサイトを獲得する唯一の方法は、社内開発者による週ごとの調査結果を累積することでした。ただし、データの増加につれて集計が大きな問題になっていました。

「当社のデータベースの最大のテーブルには 1 億 1,900 万行を超えるデータがあり、EduMaximizer の運用開始からわずか 1 年後に、待ち時間、エラー、保守がますます大きな問題になることが明らかになりました。この段階で、Qlik を投入しました。」 – Eric Flottmann 氏

2015 年に Qlik を新規投入した時点で、Eric 氏はまず 2,100 行の SQL コードを Qlik にロードしましたが、コードのロードは失敗が起こりやすく、実行に 4 時間を要しました。Eric 氏と担当チームは再考の必要に迫られ、最終的に 2 番目の解決策を採用しました。Qlik を利用してデータ レイヤーを再構築し、増分を読み取るコードを作成して、データを既存の場所から取り出しました。この変更の結果、いっそうの改善を実現できました。待ち時間を 40 分に短縮できましたが、データ モデルの保守が引き続き懸念事項となっていました。この点に対処するために、Eric 氏の言う「完璧な解決策」を考案しました。

「最初に 2 回試行した後、当社が現在 Flux Capacitor と呼んでいる手法を作り上げました。データ モデルをもう一度調整し、当社の実稼働サーバーからデータを取得する単純な JOIN を複数作成しました。また、より柔軟性の高いデータ ポリシーも策定しました。最初に複数の重要なデータポイントをロードし、それ以外のデータポイントは利用可能になった段階で後ほどロードする方針です。これで当社のデータの保守は以前より容易になり、待ち時間も 5 分以下に短縮できました。この数値で、当初の目標を達成できました。」

データ待ち時間の短縮は、タイミングを非常に重視する高等教育産業で大きな意味を持ちます。ただし Eric 氏の業務は完了していません。現時点で顧客は既存のデータ モデルにアクセスしていますが、Qlik の技術を採用した新しいモデルに置き換える方針を検討しています。また、社内のステークホルダー向けに新しい Qlik アプリを開発し、サード パーティのデータソースを利用して顧客のレポート作成を強化することも計画しています。Qlik を活用すると、これらの開発も従来より簡単に実施できます。