データ リテラシーを成功に導くには、適切な文化が必要になります。

ブログ著者:Jordan Morrow  本ブログは A Cultuere of Data Literacy  の翻訳になります。

 

「文化」という言葉や「企業文化」というフレーズを聞くと、ポジティブなものもネガティブなものも含め、さまざまな考えが頭に浮かぶことでしょう。

筆者が初めてブログに投稿した「The Rise of Data Literacy (データ リテラシーの発展)」という記事では、データ革命とデータリテラシーそのものについてお話ししました。組織がデータ リテラシーに関して成功するためには、適切な心構えとデータ リテラシー文化が存在していることが前提条件になります。「データ リテラシー文化」という表現は何を意味するのでしょうか。組織は適切な文化をどのように導入すると、データ リテラシーの枠組みの中で成長を遂げ、データ革命を推し進めることができますか。

最初のステップは、まず文化という言葉を正しく定義することです。この言葉を簡単に検索してみると、「文化 (culture)」という言葉が「培養・啓発すること (cultivating)」や「育てること (tending)」を語源としていることがわかります。培養・啓発 (cultivate)の意味は、「成長を促すこと」、または「努力、世話、あるいは学習によって向上させること」とされています。データ リテラシーの文脈では、データを読み取り、使用、分析し、データに基づいて話し合う能力を育てることを意味します。つまり、努力、勉強、練習、会話などを通して能力を向上させることを意味します。簡単だと思われるでしょうか。実際のところ、簡単ではありません。

組織の中にはデータに関するさまざまな個人差や、より小規模なサブカルチャーが存在することがあります。データ リテラシー文化の枠組みで考えると、その文化がすべての事業部門、チーム、管理者などを含むあらゆる人員に浸透している必要があります。「培養・啓発 (cultivate)」の定義の中で強調したい 1 つのキーワードは、「世話すること (care)」です。データ リテラシーとその文化は、世話をし、面倒を見る必要があります。データに関するさまざまな個人差やサブカルチャーが存在する状況で、データ リテラシーが必要な理由を組織内のあらゆる部署の人が理解できるように、データ リテラシーに関するメッセージを伝える必要があります。データ リテラシーとデータ革命は、新しい心構えの象徴です。世話をすれば、成長させることができます。それらの優先度を低く設定すると、会社はデータを重視しなくなり、その結果競合他社に遅れを取ることになります。

データ リテラシー文化に関するメッセージは、会社の上層部から発信する必要があります。会社の経営陣がデータ リテラシーに全面的に賛同し、データ リテラシーの枠組み内で成功できるように従業員を支援する意思を持ち、インサイトや意思決定の目的でデータを活用しようというメッセージを社内全体で共有する場合、会社は権限を委譲されたという実感を得て、従業員を支援するためのプロジェクトやトレーニングを推進することができます。社内の経営陣から現場に至るまでの対話と文化は、組織がデータ リテラシーを導入していること、また誰もがデータ リテラシーを取り入れてスキルを向上させることができるという内容を伝える必要があります。時間をかけて、データとデータ リテラシーについて組織内でどのようなメッセージを共有しているかを確認してください。そのメッセージがポジティブでなく、データ リテラシーを育むものでない場合はどうすればよいでしょうか。その場合、担当者に働きかけ、チーム、事業部門、そして組織全体に適切な文化を育むためのメッセージ発信を依頼する必要があります。