Polycom は Qlik を活用して、キャンペーンの傾向を特定し、マーケティングデータをさらに分析しています。

筆者:Mark Bilotta 本ブログは「Customer Spotlight: Connecting Data to Connect People」の翻訳です。

米国カリフォルニア州に本社を構える  Polycom のような大手多国籍企業であっても、データアナリティクスを導入するのに遅すぎることはありません。

同社は職場コラボレーションの分野における業界有数の企業です。読者の皆様の中にも、同社の会議電話や、ビデオ技術を採用した仮想会議を業務用にお使いの方がいらっしゃることでしょう。 Polycom は、従業員数約 2,800 名、950 以上の技術特許を保有し、40 万以上の顧客にソリューションを提供しています。 お客様の拠点を世界中の拠点と接続する Polycom は、距離を超えて人々をつなぎ、生産性向上に寄与します。このような大規模企業が、効率的で効果的なデータ分析から真のメリットを得られるであろうことは容易に理解できます。

以前の Polycom は、データから意味のあるインサイトを抽出することができず、この問題は特にマーケティング部門で顕著でした。 部門内の整合性を保つために、迅速なレポート作成と方法論を必要としていました。 とりわけ重要なのは、長年の問題である、実施したマーケティングキャンペーンの効果を把握することでした。

Polycom のマーケティングチームは、Salesforce から Excel レポートを取得していましたが、この方法には限界があることがすぐに明らかになりました。 顧客データの背後にある履歴データを確認したくても、Salesforce が提供するのは “最後のタッチポイント”、つまり顧客と Polycom の最後の接点のみでした。 得られる傾向とインサイトが限られているため、データに潜むストーリーの全容を解明することができなかったのです。 マーケティング部門は、顧客が購入するまでの経路でさまざまな戦略を採用しているため、提供される情報が最後に行ったマーケティングインタラクションに限られ、そこに至るまでの顧客行動が把握できないことは、重要なデータの欠落でした。 Polycom のマーケティング部門は、データをより有効に活用する必要があると判断しました。

「担当者は、多様な場所からデータをコピーしてペーストすることで時間を無駄にし、それを思い思いの方法で提示していました。 レポート作成に関する世界的な一貫性が欠けていたのです。 当社には、信頼できる単一のデータソース、つまり、セルフサービスによって “自分で自由に” データにアクセスする方法を必要としていました」と、マーケティングオペレーションディレクターの Pia Rieppo 氏は説明します。

Polycom には QlikView を長年使用している部門がいくつかありましたが、Qlik Sense を採用したのは 同社でマーケティング部門が初めてでした。 昨年、Qlik Sense が 160 名のユーザーを擁するこの部門全体に導入されました。 これで、”信頼できる単一のデータソース” の一元的なレポート作成プラットフォームが整いました。 チームは、Salesforce と Excel からレポートを取得し、Qlik Sense を使って 1 つに融合しました。 Qlik Sense で 8 つ以上のダッシュボードが作成され、同社 のマーケティングチームは、ついに業績に関する重要な質問に答えることができました。  たとえば、すべてのマーケティング・キャンペーンでのやり取りを考慮に入れながら、各キャンペーンがどれだけの収益をもたらしたかを簡単にはじき出すことができます (これはマーケティング業界では、マルチタッチ・キャンペーンアトリビューションと呼ばれます)。 Rieppo 氏は次のように述べています。

「Qlik Sense のデータ分析機能に大変満足しています。 この機能を総合的なレポート作成ダッシュボードとして使用して、一貫性と効率性を確保しています。 マーケティング部門は多様なデータソースから大量のデータが提供されて、取り扱うデータ量が急速に増加しています。Qlik は、マーケティング部門がこのすべてのデータから価値を抽出できるように適切な支援を提供します。これにより、マーケティング部門は、重要な意思決定を円滑に下せるようになり、予算支出の効率化に好影響が生じます。」

Qlik を導入することで、レポート作成とデータ調整にかかる時間が大幅に短縮されました。 新しい一貫性のある情報豊富なビューでデータを表示できるため、意思決定も向上しました。 Polycom は Qlik を使用して、最終損益の数字だけでなく、その背後にある意味のある履歴やパターンも確認できます。 同社のマーケティングの事例によって、IT の専門知識がなくてもデータを十分に活用できることを再認識できます。この点について、Rieppo 氏は次のように説明しています。

「(当社は、) 勘に頼ったマーケティングを脱却し、有効な施策を客観的に把握できるようになりました。 Excel スプレッドシートの使用には時間がかかりましたが、今では Qlik でフィルターを変更するだけで、簡単にドリルダウンして詳細を表示できます。」

Polycom のマーケティングチームは、Qlik をさらに活用して、Eloqua などの追加のデータソースや、外部のソーシャルメディアソースなどの統合を計画しています。 世界をつなぐのは簡単な仕事ではありませんが、Polycom が必要とするあらゆる直観的なアナリティクスを提供し、同社の作業を少しでも軽減できることを嬉しく思います。

Qlik のマーケティング部門向けソリューションはこちらをご参照ください。