ソフトウェアがユーザーに最大限に受け入れられるための 10 の戦略をご紹介します。

ブログ執筆者 : Kevin Hanegan  本ブログは 「Avoid the Big Software Fail」 の翻訳です。

ソフトウェアの価値を実現するうえで最も重要な 2 つの要素は、ユーザーの受け入れと組織変革マネジメントです。 McKinsey の調査 では、組織変革マネジメントがほとんど、またはまったくない場合、ソフトウェア展開の ROI は 35% でした。 それに対して、適切な組織変革マネジメントがイニシアチブに含まれている場合、ROI は 143% でした。 ソフトウェアがユーザーに受け入れられるには、ユーザーにそのソフトウェアを使用する意欲を持つように促すとともに、使用を妨げるすべての障壁を解消する必要があります。 ユーザーによるソフトウェアの受け入れに関して、私がこれまでに経験したよくある障壁を以下に示します。

  • ユーザーが必要なデータにアクセスできないか、存在するデータがユーザーにとって適切な形式ではない
  • ユーザーがソフトウェアに慣れる時間を優先的に取らない
  • ソフトウェアのメリットがユーザーに理解されていない
  • ユーザーはソフトウェアを使おうとして問題にぶつかったが、問い合わせ窓口がわからなかった
  • リーダーがソフトウェア導入の背景事情や理由を説明しない

これらの障壁を解消し、ユーザーの意欲を最大限に高めるために、企業は以下の 10 の戦略に取り組む必要があります。これらの戦略は、変更管理とユーザーの受け入れに関する 4 つの柱に分類されます。

リーダーによる取り組みと変更への準備態勢

  1. 組織変革マネジメント – 導入対象の各ユーザーにメリットを説明します。 一般に、ユーザーが快適にソフトウェアを利用するには、そのソフトウェアがより適切な業務遂行に役立つと信じる必要があります。
  2. 障壁の理解と障壁解消の支援 – 導入対象ユーザーによる利用を妨げている障壁や障害およびユーザーが変更に消極的な場合はその理由を理解し、それらを解消するための行動計画を実施します。
  3. リーダーやスポンサーの活用 – リーダーやスポンサーがこのプロジェクトに強い関心を持ち、積極的に支持していること、また幹部や部門横断的なリーダーがこのプロジェクトの成功を求めていることを確認します。
  4. 変更に対する組織の整合性の確認 – 展開と変更が、組織の文化、使命、戦略に従っていることを確認します。

役割の設計

  1. 適切な役割の設計 – ソフトウェアを使用する役割 (利用者、開発者、管理者) を定義し、それぞれの役割の責任と、相互のコミュニケーション方法を明確にすることが重要です。
  2. 役割ベースのデータとアプリケーション – 利用者に対して必要なデータへのアクセスのみが許可されていることを確認します。 たとえば、地域の販売担当管理職が販売ダッシュボードを表示する場合に、特定の担当地域のデータのみが表示されるようにします。 担当地域を他の地域と比較する必要がある場合、他の地域のデータは集約して表示します。行レベルのデータを表示してユーザーが負担を感じることのないように注意してください。

コミュニケーション

  1. 理由の説明 – このソフトウェアを展開する理由とメリットをチーム全員に説明します。メリットは組織にとってのメリットだけでなく、必ず対象ユーザー自身にとってのメリットを含めて説明します。
  2. 成功事例と課題 – 使用を開始した後も、成功事例について知らせるとともに、課題についても包み隠さず伝えます。 フィードバックを収集し、必要に応じてアプローチを調整します。

トレーニングと支援

  1. 適切なタイミングでの適切なトレーニング – 支援策には、それ 1 つですべてに対応できる万能のアプローチはありません。 ユーザーの受け入れを左右する要素の一部として、多様なユーザーの多様なタイミングにおける多様なトレーニングのニーズがあります。
  2. トレーニングとパフォーマンスサポートの実施 – ソフトウェアを展開した後、ユーザーには秩序だった学習オプションを提供するだけでなく、ユーザーが必要なときに必要なスキルをすぐに学べるQlik Continuous Classroom などのパフォーマンスサポートツールを推奨します。

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