ブログ著者:Niko Nelissen  本ブログは Driving Real-time Data Into SaaS Applications and Automating Enterprise Processes – the Qlik Way With Blendr.io の翻訳になります。

SaaSとクラウドの世界では、組織はインパクトのあるデータの価値と利用を加速するために、最適化されたワークフローとアプリの接続性を求めています。

信じられないことですが、Blendr.io が Qlik ファミリーの一員となってからちょうど1四半期が経ちました。オーケストレーションと自動化を SaaS 主導の世界にもたらすプラットフォームを構築した後、社内外の Qlik コミュニティからの反応は素晴らしいものでした。あらゆる会話の中で、買収前と同じレベルの興奮を耳にし、目の前にある iPaaS の成長機会を目の当たりにし、ガートナー社は 2024年までに 56億ドル以上の収益に達すると予測しています*。

ここに一つの事実があります。Netskope によると、平均的な企業は 2,415 の異なるクラウドサービスとアプリを利用しており、その数は年々増加し続けています。企業は、さまざまなビジネスニーズに対応するために、すべての部門で複数のクラウドアプリケーションを利用しています。アプリケーションが統合されていないと、データのサイロ化が進み、逆効果になるケースもあります。

組織は、組織内のデータフローを実装するための自動化されたワークフローでこのコラボレーションを促進するために、Blendr.io のような iPaaS ソリューションに目を向けています。同時に、SaaS ソフトウェアベンダーは Blendr.ioを活用して、顧客のセルフサービスの活性化や集中管理など、SaaS ベンダーに特化した Blendr.io の機能を利用して、自社の SaaS プラットフォームを強化するために、組み込み可能なネイティブ統合を構築しています。この価値を見出したからこそ Qlik は Blendr.io を昨年買収したのです。Qlik 入社から数ヶ月間、私はワクワクしていました。というのも、Qlik のビジョンであるアクティブインテリジェンスの実現と、Blendr.io の組み込型 OEM 製品が、サイロを打ち破り、コラボレーションを加速するデータブレンドを通じてデータパイプラインのギャップを埋める手助けができるからです。

iPaaS はどのようにデータサイロの形成を防ぐのか

まず、iPaaS とは何かをひも解いてみましょう。簡単に言えば、企業のアプリの自動化ツールです。iPaaS は、統合フローの開発、実行、ガバナンスを可能にする一連のクラウドサービスであり、オンプレミスとクラウドベースのプロセス、サービス、アプリケーション、データを組み合わせて、個人または複数の組織内で接続することを可能にします。Blendr.io はクラウドベースのアプリケーションに焦点を当てており、企業がアプリケーション間のプロセスを自動化するためのタスクチェーンや統合ワークフローの作成を支援しています。

ワークフローは、クラウドアプリケーションのエンドポイントを接続し、条件、変数、スケジュール、トリガー、その他幅広い機能を含むビジネスロジックを追加することで構築されます。トリガーとは、たとえば、営業担当者へのメッセージや電子メールで特定地域のパフォーマンスが低下していることを知らせることです。Qlik Alerting と組み合わせることで、営業担当者がより積極的に職務を監視し、管理するのに役立ちます。

Blendr.io の OEM/SaaS ワークフローバンドルの例としては、クラウドベースの CRM、ERP、会計、在庫管理アプリケーションの間で、同じ OEM/SaaS 企業が顧客にサービスを提供するために作成したものが挙げられます。サービスを提供する企業の顧客の要求は、同じ情報を 4 つのアプリすべてに入力することだとしましょう。従来は手動で行われており、同じデータが個別に異なるタイミングに入力されると、データサイロにつながります。Blendr.io は、ワークフロー全体のデータ入力をリアルタイムでウォーターフォール化することで、リソースを解放します。これは一例に過ぎませんが、相互に関連した多くのタスクと、SaaS ベンダーやエンドユーザーのニーズを満たす独自のカスタムワークフローやテンプレート作成で得られるメリットは容易に想像することができるでしょう。

さらに、ユーザーはクラウドアプリケーション間のシームレスな統合を期待しています。新しいクラウドソリューションを既存のテクノロジースタックに簡単にプラグインできることは、新しいソフトウェアを購入する際の意思決定プロセスにおける重要な要素の1つです。このことは、SaaS ベンダーにとって、ネイティブな統合の構築と提供という新たな課題につながっています。

iPaaS による統合構築が理にかなっている理由

自社の開発チームと一緒に SaaS プラットフォーム周辺の統合をコーディングすることは、時間がかかり、コア製品の開発に集中できず、多くのメンテナンスが必要となり、大抵の場合、スケーラブルではありません。開発チームは、1 つまたは 2 つの統合機能をコーディングすることができるでしょう。しかし、SaaS ベンダーの課題は、統合の数を拡張することと、それぞれの統合が個々の顧客のニーズに合うようカスタマイズする能力です。

Blendr.io を使えば、統合を構築して組み込むのに数ヶ月ではなく、数日から数週間で済み、顧客の要件を満たすための統合の管理とカスタマイズが簡単にできます。埋め込み型統合は、SaaS プラットフォームの UI の一部であり、特定の顧客のユースケースに合わせてカスタマイズされたシームレスな統合です。SaaS ベンダーのエンドユーザーは、SaaS プラットフォームの UI 内で数回クリックするだけで、これらの統合を有効にすることができるのです。

Blendr.ioには、その他にもいくつかの統合メリットがあります。

  • 他のアプリケーションに接続することで、顧客が SaaS プラットフォーム上で処理するデータの価値を高める
  • 顧客の技術スタックをクラウドソリューションに接続することで、顧客の粘着性を高める
  • 多数のビジネスアプリケーションとの統合を提供することで競争上の優位性を得る

もしあなたが SaaS プロバイダー(Qlik のように!)で、Blendr.io が統合の課題を解決するためにどのように役立つかを知りたい場合は、当社の概要ビデオをご覧になるか、Qlik.com をご覧になるか、デモにサインアップしてください。

*Magic Quadrant for Enterprise Integration Platform as a Service, Published 21 September 2020, G00397953