Qlik社は、Qlik Sense Enterprise SaaSとQlik Sense Businessをクラウド版(SaaS版)のQlik Senseとして提供しています。メジャーバージョンはQlik Sense on Windowsや他製品とともに四半期毎にリリースしていますが、クラウド版は随時機能が強化されています。今回は5月に追加・更新された新機能をご紹介します。

尚、新機能がリリースされる都度、What’s new in SaaS editions of Qlik Sense (英語)、新しい情報(日本語)に掲載されます。日本語版は翻訳の都合上、英語版より情報が遅れますのでご注意ください。

アプリ作成手順の更新

ハブにデータをドラッグアンドドロップして、すぐにアプリを作成できます。

データのアップロードから即インサイトアドバイザーサーチの起動により、最短のステップでアプリを作成することができます。ウェルカムボードの「データで開始」や、「新規追加」ボタンからも同様の操作が行えます。

アプリ作成のロケール設定

SaaS版Qlik Senseのデフォルト言語設定が行えるようになりました。

ハブのプロファイル設定から「アプリを作成するための地域設定」で日本語を指定すると、ロードスクリプトのMainセクションの設定が日本語対応となり、アプリ新規作成時に自動的に曜日や月の表記が日本表記になります。(これまでは英語圏表記になってて、自分で表記を編集しないといけませんでした。)

Qlik Sense Mobile for SaaS

SaaS版用Qlik Senseのモバイルアプリがリリースされました。iOSとAndroidのモバイルデバイス向けのアプリで、クラウド上のアプリの操作が可能です。アプリをダウンロードしてオフラインで使用することもできます。

デモ動画: https://youtu.be/UWbRoMAJKuU

Helpサイト:Get started with the Qlik Sense Mobile for SaaS app

セキュリティルール

l新しいセキュリティルールが追加されました。これは一連のアップデートの最初のものです。

テナント管理者やProfessional権限のないユーザーに共有スペースや管理スペースを作成できるロールを割り当てることができるようになりました。また、管理コンソールのガバナンス機能へのアクセスを制限するために、アナリティクス管理者ロールを割り当てることもできます。

データ管理

  • データカタログのプロファイルにタイルビューが追加されました。

  • リロードのスケジュールを設定する際に、部分リロードが選べるようになりました。

データ接続

  • Microsoft SharePointコネクタが追加されました。ストレージの階層を参照してデータを選ぶことができます。
  • いくつかの接続について、ユーザーの認証情報をを使用するオプションが追加されました。May 04, 2021

アラート

  • データロード以外のタイミングでスケジューリングを行うことができるようになりました。
  • アプリからアラート一覧を参照し、修正できるようになりました。

拡張知能

  • インサイトアドバイザーで、フィールド間の相互情報を分析しスコア化できるようになりました。
  • MutualInfo関数が追加され、チャート上でターゲットとドライバーの相互情報を計算できます。
  • APIの改善

ビジュアライゼーションの廃止

下記のビジュアライゼーションが廃止されます。ご注意ください。

  • Dashboard Bundle のShare button
  • Visualization Bundle のBar & Areaチャート