Qlik社は、Qlik Sense Enterprise SaaSとQlik Sense Businessをクラウド版(SaaS版)のQlik Senseとして提供しています。メジャーバージョンはQlik Sense on Windowsや他製品とともに四半期毎にリリースしていますが、クラウド版は随時機能が強化されています。今回は10月に追加・更新された新機能をご紹介します。

尚、新機能がリリースされる都度、What’s new in SaaS editions of Qlik Sense (英語)、新しい情報(日本語)に掲載されます。日本語版は翻訳の都合上、英語版より情報が遅れますのでご注意ください。

10月の新機能

Qlik Forts リリース

Qlik Forts™は、Qlik SenseのSaaS機能を、オンプレミス、プライベートデータセンター、パブリッククラウドなど、場所を問わず、お客様のデータランドスケープに安全に拡張するハイブリッドサービスです。SaaSの利便性に加えて、データ規制の要件や既存のデータインフラへの投資を活かす、柔軟でハイブリッドなサービスです。Qlik Fortsにより、企業はQlik Sense SaaSをプライベートデータセンターに拡張し、その一部をAzure、AWS、GCPのほぼすべてのリージョン、またはOVA互換のハイパーバイザーで利用することができます。Qlik CloudとFortsは、単一のソリューションとしてシームレスに使用することができ、分析やインサイトへのアクセスが組織全体で容易に拡張できるようになります。

Hybrid data delivery

Snowflakeのサポート

ハイブリッドデータ配信は、Qlik Cloud Dataサービスで、企業データをほぼリアルタイムでクラウド上に継続的にアップロードし、カタログ化する機能です。今回、Amazon Web Services、Microsoft Azure、およびGoogle Cloud上のSnowflakeがアップロード先としてサポートされました。

拡張知能の機能

分析統合
サード パーティのデータエンジンと直接連動できるようになりました。Amazon Comprehend, Amazon SageMaker, Azure ML, DataRobotとの接続や、カスタム接続が可能で、ユーザーのクリックによりインタラクティブに計算結果を表示することができます。

ビジュアライゼーション

ラベルの重ね表示

チャートのラベルをずらして重ねて表示できるようになりました。

折れ線チャートのデータラベル

折れ線グラフのデータラベルを常に表示するオプションが追加されました。さらに[自動]の場合もより多くのラベルが表示されるようになりました。

ツールチッブの強化
ツールチップにマスタービジュアライゼーションを埋め込むことができるようになりました。カーソルを置いた部分の詳細を直接ドリルダウンして確認することができます。

データ分析

影響分析(Impact Analysis)
データセットの起源を分析し、アプリやデータセットのデータフローを確認できます。

アプリ パフォーマンス評価の比較
[パフォーマンスを評価]の機能に、アプリのバージョン間で評価結果を比較するオプションが含まれるようになりました。

データの監視

アラート機能強化
メジャー値を以前の評価と比較するアラートを作成できるようになりました。例えば前回の値から10%以上上昇した時にアラートを発信するといった設定が可能です。

データ接続

GitHubデータコネクタの新テーブル

Statuses と StatusHistory をサポートします。

開発者向けAPI

Nebulaエクステンション

Nebula 2.0ライブラリを使用して、Qlik Senseで拡張機能として使用できるnebulaビジュアライゼーションを開発することができるようになりました。

その他

スクリーンリーダー対応
Microsoft WindowsおよびGoogle Chrome用のNVDAスクリーンリーダー設定に対応しました。ただしNVDA スクリーン リーダーはサードパーティ製品であり、Qlik によってライセンスまたはサポートされておらず、ユーザーはスクリーン リーダーのライセンスを取得する必要があります。