はじめに

ここでは、データマネージャーを利用した項目名の変更やデータ変換などを行う手順をご紹介します。

事前の準備

このエントリでは、「10分で試すQLIK SENSEでデータ分析」の手順に従ってQlik Sense Desktopのインストールとアプリの作成(「売上分析」アプリ)が完了していることを前提に作業を進めます。もし作業をまだ実施されていなければ、以下のリンク先の手順に従って作業を実施して下さい。

>>「10分で試すQLIK SENSEでデータ分析」

また今回、追加で「顧客マスタ.xlsx」のファイルを利用します。以下からダウンロードして下さい。

>> 「顧客マスタ」のダウンロード

データの取り込み準備

左上のナビゲーションアイコンから「データ」を新規タブで表示します。

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以下のようなデータが取り込まれていることをテーブルの一覧で確認します。

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ダウンロードしたファイルをエクスプローラー上で参照し、「顧客マスタ.xlsx」をQlik Sense Desktopの画面上にドラッグ&ドロップします。

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データの追加画面が表示されます。

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データの取り込みと変換処理の追加

ここでは、新たに取り込むデータに対して以下の変換処理を

  • 「生年月日」の項目を削除
  • 「氏名」の項目名を「顧客名」に変更
  • 「顧客登録番号」に含まれるデータの先頭の「CU-」の部分を削除した「顧客コード」を作成

項目の削除

「生年月日」の項目のチェックボックスをOFFにします。これにより、「生年月日」は取り込み対象外として削除することができます。

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項目名の変更

「氏名」の項目名をクリックすると項目名が編集可能となります。項目名を「顧客名」に変更します。

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「データの準備」をクリックします。

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「顧客マスタ」が「追加保留中」のステータスでデータマネージャー上に追加されます。

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「顧客マスタ」の「このテーブルを編集」アイコンをクリックします。

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「生年月日」の項目が削除されていて一覧に含まれておらず、また「氏名」の項目が「顧客名」に変更されていることを確認します。「ソースからデータを選択」をクリックします。

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先ほど項目の削除と項目名の変更を行った画面が表示されます。修正が必要な場合には変更を行って「データの準備」をクリックすると修正を行うことができます。ここでは修正を行いませんので、右上の「×」ボタンをクリックして画面を閉じます。

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計算された項目の追加

データのプレビューを確認すると「顧客登録番号」のデータの先頭に「CU-」が含まれていることが確認できます。ここで「顧客コード」という名称の項目を新たに追加し、この「CU-」を除いた数値コード部分のみをこの「顧客コード」の項目に格納します。「項目を追加」をクリックして「計算された項目」を選択します。

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右側に「計算された項目を追加」のウインドウが表示されます。名前に「顧客コード」と入力します。

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関数の一覧から「SubField」を選択して数式に追加します。

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「項目」のタブに切り替えて「顧客登録番号」をクリックします。

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数式を編集して以下の形で完成させます。SubField関数を利用すると、区切り文字を指定してサブストリングを取得することが出来ます。ここでは「-」を区切り文字に指定し、2番目のサブストリング(入力値が「CU-1001」の場合は「1001」の部分)を取得しています。完成後、「作成」をクリックします。

SubField([顧客登録番号],'-',2)

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「顧客コード」が追加され、「CU-」を除いた数値コード部分のみが格納されていることを確認します。「データのロード」をクリックしてロードを完了します。

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データロードが完了後、「データモデルビューア」を開きます

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想定通りデータ変換が行われ、顧客コードをキーとして「売上明細」と「顧客マスタ」が正しく紐付られていることを確認します。

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まとめ

以上、データマネージャーを利用して項目の削除、項目名の変更、計算された項目の追加などの変換処理を行う手順をご説明しました。